ベジ日記
アクセスカウンター



プロフィール

bejita

Author:bejita
めでたやな



最新記事



最新コメント



カテゴリ



月別アーカイブ



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



検索フォーム



大谷ヶ原
サイクリングクラブの方々が霞ヶ浦1周しておられる頃

自分は奈良の大谷ヶ原の頂上駐車場で自転車を組み立てていた。
本当は霞ヶ浦に行きたかったが、都合上不可能なので奈良の山を一人で登るのだ。

DSC06124.jpg
大谷ヶ原はヒルクライムレースも開かれる場所だ。
距離28キロ、高低差1240m
途中で諦められないように頂上駐車場から出発。


DSC06123 1
ガスがすごいので気をつけて下ることにする。


DSC06130.jpg
次第に霧は薄くなる。


DSC06137.jpg
しかし遠くは全然見えず。


DSC06145.jpg
もうしばらくした所で霧区間が過ぎたようなので一枚。
結構下ったがそれでも高い所にいるんだなぁと実感する。


DSC06149.jpg
辻堂分岐
ここから下は最大約15%と言われる激坂区間が5キロほど続く。


DSC06164.jpg
大体激坂区間終わりの場所。


DSC06173.jpg
やっと人里まで降りてきた。


DSC06171.jpg
ここからはほぼ平坦。


DSC06168.jpg
山だけに熊出没注意。

DSC06179.jpg
多分大体スタート付近。

ここから来た道を戻り駐車場まで行く。
この時点で上っている途中に暗くなることは明白だった為
近くの神社にご挨拶と安全祈願。そしてスタート。

始めのほぼ平坦区間は速度もそれなりに苦もなくクリア。
このペースなら良い感じに上れそうだ。

しかし激坂区間に差し掛かった頃、雲行きは怪しくなってくる。
この日の為に用意したスプロケットの想定していたギヤ比では全然足りない。全然重い。
予想以上に息が切れると同時に予想以上に周りが暗くなるのが早い。
激坂区間が過ぎるあたりで暗くなる頃かと思っていたが、
まだ激坂の半分を過ぎた所で周りは暗くなっていく
山々の間から日が落ちていくのがわかる。外灯もない山道に一人取り残されていく。
さらに追い討ちをかけるように自転車のライトの電池が切れる。
10キロ以上の登りを残して回りはほぼ完全な闇となった。
頭ではペース配分を意識し、心拍数を整えようと考えはするが
体はペースを上げ、あせりは心拍数を乱す。
ついには焦りと疲れと恐怖で心は折れた。
激坂区間で足を付いて自転車を押して上る。

今熊に襲われれば抵抗もできないまま殺されるだろう。
出来る限りの抵抗の末に苦しんで後悔のまま死んでゆくのだろう
そうなるのならばそれでもいい
それがいい。

押したり乗ったりを繰り返しようやく激坂区間を過ぎる。
ここでは紅葉のシーズンも終わりかけており、天気も悪いこの日に人は少なく
人はおろか車の明かりさえも見えない。
かすかな月あかり(曇りの為月は出ていないが)で見えているのか見えていないのか分らない程度に道路の白線が見える。
それでも2m程先しか見えない。今、下っているのか上っているのかも分らない。
あるのはただ、足の重さ、回転数と疲れ。
本当にこれほど長い道のりだったか、本当に終わりがあるのかと思うようになってきた。
そうしてなんとか駐車場までたどり着いた




DSC06188.jpg
上り始めてから2時間半が経過していた。
明かりがないのがこれほどまでに辛いとは。


DSC06189.jpg
下った後はふもとの温泉につかる。
心が折れたのはいつ振りだろう。
温泉は十分に体を癒した。





スポンサーサイト